2023/12/28
今年はアップル生に複式の受験者がいて、昨日合格発表、見事合格することができました!
毎年、倍率がかなり違うので、運が大きく左右する受験となります。去年と今年だけを見ても、大きく違いがありました。体育の難易度も、受験人数により変えているのかなと考察しています。
複式学級って何・・・?
複式学級は日本では金沢大学と茨木大学にあります。近年の日本では複式学級は基本的に、過疎地などで学校規模が小さい場合に限って行われてますが、教育研究のために複式学級編制があり、金大と茨木大はその例となります。
複式学級は、さまざまな長所短所を持ち合わせていますのでご紹介いたしますね。
勉強に関しては、異学年が一つの学級なので、年長者が年少者に教えるようになったり、相互に学び合う姿が見られるようになります。「教えることは、最良の学習」とも聞きますが、生徒自身が他生徒に教えることで、ただ先生から受身的に教えられているだけでは生まれなかったであろう確かな知識が生徒に生まれたり、定着することがあります。また、先生が単一学年の指導をしている時に、もう一方の学年は自分たちで学びを進める、といった自主的な学習習慣が身についたり、グループ学習の状態が多くなる為、自分たちのペースでの学習ができる点が挙げられます。
欠点としては、先生による教育の時間が複数の学年に分散するため、一つひとつの学年に関して言えば、十分にきめ細かい指導をする時間が確保しづらい事。3年時に4年の漢字等が沢山出てきたりと、少々、同学齢学級に比べてバランスが悪い事です。
日本のほとんどの小中学校では、同学年は同年齢というのが常態化しています。ですので、複式学級は、日本のほぼ唯一といっていい同学級異年齢の教育実践の場ということになりますね♪